能楽観世流シテ方 橋本忠樹
街なか能ライブ
「街なか能ライブ」再度延期のお知らせ
5月16日に予定しておりました、街なか能ライブですが、新型コロナウイルス感染症の厳しい現況から判断し、再度延期いたします。
楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ありません。ご来場いただく皆様、演者、関係者の健康を最優先にさせていただきたく、大変残念ですが、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
現時点では、今秋の開催を目標に検討しておりますが、今後の状況により中止となる可能性もあります。開催につきましては、改めてお知らせいたします。
楽しいお知らせをひとつご用意しました。
5月より、当ウェブサイトにて、京都の能楽師橋本忠樹氏の「橋本忠樹の京あるき」の連載を始めます。
お能に出てくるお話を通して、「へー、そんなことが、、、」「それはもう一度行って、見てみなければ!」などと、京都の歴史や名所旧跡に思いを馳せていただける「お能通信」、ご覧いただけますと幸いです。
2020年4月14日
街内なか能ライブ主催チカソシキ
2月29日に開催を予定していました、街なか能ライブにつきまして、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、5月16日※に延期させていただきます。
開催に向け、鋭意努力して参りましたが、残念なお知らせになってしまいました。
心待ちにして下さった皆様、誠に申し訳ございません。
どうぞご理解ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
申し込みに関しては改めてご案内いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
※4月末まで状況が改善されていない場合は、7月4日に順延も考えております。
2020年2月26日
街なか能ライブ主催チカソシキ
2月29日開催「街なか能ライブ」に申し込みされている皆様へ
この度は当ライブへのお申込みを頂き、ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染等の拡大を防ぐため、皆さまに下記の通りお知らせとお願いをさせて頂きます。
※尚、こちらは現時点でのご案内です。 厚生労働省や都の発表など、状況により変更する場合には、
改めてウエブでご案内いたします。
https://machinakaart.wixsite.com/nohlive
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各回とも30人満席です。お席は隣接しますことをご了承下さい。
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不安に思われて、参加の見合わせをお考えの場合は、ご遠慮なくキャンセルをお申し付けください。キャンセル料は派生いたしません。
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入場前の手の消毒と、マスク着用にご協力ください。受付にアルコール配合のウエットティッシュを用意します。 マスクのご持参をお願いいたします。
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東京都主催の イベントにならい、飲食はカフェスペースのみに変更させて頂きます。ただし、のどを潤すための飲み物はどうぞお持ちください。
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発熱などの風邪の症状のある方は入場をお断りする場合がありますことをご了承ください。
※出来る限りの安全対策を取っておりますが、当ライブ中及びその後のウイルス感染や体調不良に関しては、
主催者側は一切の責任を取ることが出来ません。どうぞご承知頂き、ご参加下さいますようお願いいたします。
皆様と楽しい時間を過ごせることを願っております。
なにとぞ、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
〇お問い合わせ・キャンセルのご連絡
chika@chikasoshiki.com
〇当日のご連絡先
2020年2月24日
街なか能ライブ主催チカソシキ
2月は京まなびの1ヶ月。京都の魅力を見たり、知ったり。
日本古来の文化がいきづく京都の街が気づかせてくれるのは、きっと日本の奥深さ。
京都の市中で町衆によって育まれてきた京都のお能が東京の街内(なか)にやってきます。
今回は新しい国立競技場近くのカフェにフラットな舞台を作ります。演者の所作や声を間近で味わってください。はじめに、能の見どころ、効きどころ、そして能、むすびに能楽師とふりかえりをします。
街内(なか) 能ライブ
日時
2020年2月29日(土)
1回目 15:30~16:30 演目 仕舞「橋弁慶」 出演 橋本忠樹
受付・開場 15:15~
2回目 18:00~19:00 演目 仕舞「田村」 出演 橋本忠樹
受付・開場 17:45~
会場
グローカルカフェ青山 東京都港区北青山2-10-29 日昭第二ビル 1F
(東京メトロ銀座線 外苑前駅 3番出口より徒歩5分)
参加費
1回目 1,500円 ※カフェの営業中に行います。お能のお席は別になります。
2回目 2,500円 ※貸し切りで行います。
定員
各回30名 自由席 ※参加には事前申し込みが必要です
問い合わせ
チカソシキ 03-5771-5088 ※電話に出られないこともあります
橋本忠樹プロフィール
昭和49年京都生まれ。東京藝術大学音楽学部卒。重要無形文化財総合指定保持者。大正大学客員教授。
観世流シテ方橋本礒道長男。父及び故 片山幽雪(人間国宝)、片山九郎右衛門に師事。
3歳で初舞台10歳で初シテを勤める。大学卒業と共に九世・片山九郎右衛門(幽雪)師の許で内弟子修行を積み2001年独立。
能楽堂での演能の他、神社仏閣、商業施設などで幅広い世代に向けて「能」をより気軽に触れることが出来る能公演を企画、開催。2017年には各国大使館向けワークショップ開催、六本木アートナイトに参加。毎年6月には梅窓院開山忌にて能楽奉納をしている。謡・仕舞を教え、伝える事にも熱心で、各地での稽古活動のほか、「小さな子供のお稽古教室」も開き、幼少から日本の伝統文化である「能」に触れることによって「本物」を見極める目を養う機会を提供している。
作品解説「橋弁慶」
「京の五条の橋の上。大の男の弁慶は長い長刀振り上げて。牛若めがけて斬りかかる」
童謡にも歌われた、牛若丸と武蔵坊弁慶の出会い。
子供の牛若丸が大男の弁慶を打ち負かし、弁慶は牛若丸の家来となります。
能は大人が主役を演じるのがほとんどですが、子役が大活躍する演目もあります。
能「橋弁慶」もその一つ。牛若丸が弁慶相手に立ち回る姿は圧巻です。
作品解説「田村」
毎年、国内外から多くの観光客が訪れる世界文化遺産「清水寺」。しかしその縁起を知る方は少ないと思います。
能「田村」は清水寺縁起の能ですが、田村の名前は、初代征夷大将軍・坂上田村麻呂から来ています。
清水寺の起こりと田村麻呂の関係。能「田村」をご覧いただければ一発解決です。
これまでの能ライブ体験コメント
「伝統と日常の境界線。その在処のヒントは、このライブで発見できるかもしれません。」
「解説時には意外と可愛らしいお話口調ですが、お能の折には、それが一変します。可愛らしい彼も魅力的ですよ。」
「お能ライブでのお姿やお声を思い出すと、お能との距離が近く感じられ、初心者の私でも肩の力を抜いて舞台を楽しむことが出来るようになりました。」
「空手と古武道を習っています。生涯武道を目指し身体を整えることを大切にしています。「気合い(呼吸)」「丹田」「腰」「すり足」を稽古の中でよく使います。その時、思い浮かべるのは能の所作。今回は、間近で拝見し、自身の身体で確かめてみたいです。能楽師の方は年を重ねても現役の方が多いと聞きます。生涯武道への手がかりがを学びたいと思います。」
「地元のこどもたちにも見せたいと思いました。」
「声が地面から響いてくるみたいで、ちょっと怖かった。でも、高さが変わらないで超早くスーって動くのが面白かった。」
Q & A
Q 「能ライブ」って何ですか?
A 身近で気楽に来られる場所で、はじめに楽しい解説を聞いて、お能を見て、見終わったら出演者に直接わからなかったところを聞いたり、感想をお話したりする時間がある、お能の公演です。
橋本忠樹さんが、日本の誇るべき文化である能をもっと身近に感じてほしいと、2006年に京都の祇園の Bar「One Love」ではじめました。能舞台での能の鑑賞がますます楽しくなると評判です。
Q 1回目と2回目は料金が違いますが、どのような違いがありますか?
A 1回目は カフェが営業しているオープンスペースで行ないますので、おおらかな雰囲気です。
子どもが親しみやすい演目と興味を引く演出になっていますので、ご家族連れにおすすめです。
例えば小さなお子さんがぐずったりしたら、気兼ねなく客席のうしろやカフェスペースに移動することも出来ます。
※ カフェにいらした方の立見もOKです。
2回目はカフェがクローズされた時間になります。優美な舞や雄々しい所作をしみじみとお楽しみください。
Q 未就学児の料金は?
A 未就学児が保護者のお膝の上で見る場合は無料です。
Q 「仕舞」って何ですか?
A 見どころを抜き出して紋付・袴姿で舞う(演じる)上演形式のことです。
チラシの写真のような華やかな衣装やお面は用いません。能がどんなものかを知るには最適です。
後援
京都市
協力
空手愛好会 空海
Artwork
岩田とも子
会場構成
根元緑子
Special Thanks
圓城めぐ美さん、小川勝章さん、小川知美さん、グローカルカフェ、
島田敦子さん、鈴木恵千代さん、中島明日香さん、PH Parkさん、渡辺かれんさん
主催
街内(なか) アート研究会 + チカソシキ
企画
チカソシキ