能楽観世流シテ方 橋本忠樹
街なか能ライブ
橋本忠樹の京あるき
能楽師
お能に出てくるお話を通して、「へー、そんなことが、、、」「それはもう一度行って、見てみなければ!」などと、京都の歴史や名所旧跡に思いを馳せていただける「能楽師 橋本忠樹の京あるき」、ご覧いただけますと幸いです。
2020.8.13
第0回目 まずはご挨拶
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第0回目】まずはご挨拶
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して / クラウンジ
協力:京都市
交通マップ提供:京都市交通局
能写真:金の星渡辺写真場
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 PH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
京都MAPを完成させていきます
第1回目 京都観世会館 前編
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第1回目】京都観世会館 前編
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 京都観世会館
映像協力:エイキョービデオ
能写真:金の星渡辺写真場
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
京都観世会館は1958(昭和33)年に現在の地に建てられました。それ以前の舞台は川端丸太町にあったそうですが1945(昭和20)年4月太平洋戦争の強制疎開で取り壊されました。8月が終戦ですので、あと少しだったのですね。
その時の舞台の鏡板(松の絵)は現在、京都観世会館楽屋二階の敷舞台の鏡板として、竹の絵は仕切りとして生まれ変わって観世会館ロビーにあります。強制疎開にあってしまった舞台ですが、その息は令和の今も続いているのです。それから13年。当時の京都の能楽師たちの努力によって現在の岡崎の地に再建されました。
昭和17年生まれの父親の子供の頃は観世流の舞台が無く、他の能楽堂を借りての舞台。なので父の子方(子役)の写真は他の能楽堂の写真ばかりです。当たり前にホームグラウンドとなる舞台があるのは幸せな事ですね。
近くには赤い大きな鳥居がある平安神宮。ここでは毎年6月1日2日に「京都薪能」が開催されています。いまや全国で開催されている薪能ですが、薪能というイベント的な会は京都薪能が最初です。
橋本忠樹談
京都観世会館オフィシャルwebサイト
京都観世会館へのアクセス(京都駅より)
1 市バスの場合 (京都駅烏丸口よりおよそ30分~40分)
停留所A1のりばから 5号系統 (乗車時間約32分)
停留所D1のりばから 100号系統 急行(乗車時間約26分)
「京都駅前」 ⇒ 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」徒歩約3分(大鳥居と反対方向)
※昼間時間帯は、5号系統・100号系統とも7~10分間隔で運行
*100号系統は、平日の17時以降、土曜・休日の18時以降は運行していません
2 地下鉄の場合 (およそ30分)
「京都」(国際会館行き) ⇒ 「烏丸御池」東西線に乗り換え(乗車時間約6分)
「烏丸御池」(六地蔵行き又はびわ湖浜大津行き) ⇒ 「東山」(乗車時間約5分)
徒歩約5分(改札口を出て右に進み、1番出入口から、岡崎疏水白川分水沿いに進む)
※昼間時間帯は、3~8分間隔で運行
協力/京都市交通局
第1回目 京都観世会館 後編
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第1回目】京都観世会館 後編
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 京都観世会館
映像協力:エイキョービデオ
能写真:金の星渡辺写真場
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
子供は大人の背中を見て育ちます。
初シテの時に鏡の間で諸先生方が子供の私にご挨拶をしてくださったこと。お役を勤める前に御挨拶するのは当たり前だけど、シテに対してのご挨拶。相手が子供でもシテであるという事。でもそれは「シテという存在は大きくて、とても大変な役を勤めるんだよ」という教えでもあったと思っています。
鏡の間で能面のつけるお作法も子供のころから父をはじめ先生方のお作法を見て、そして能面を付ける本人だけでなくて周りの人の動きも見る。もちろん能楽師になっていく過程で色々と教えて頂くけど、それ以上に見て覚える。子供だからなんとなく見ているんだけど、数を見ているからなんとなく覚える。
子方(こかた・子役)というのはただ子供が勤める役だから勤めるという事以外に、能楽師として育っていく中で、舞台というある意味戦場のようなところで大人と一緒に過ごすというとても重要な経験が出来る時期でもある。
いま、自分が息子に何を見せられるか、何を見せないといけないか。どう背中で見せられるのかと、自問自答。背中を見てくれる存在がいるのは怖いもので、でもとても有難い存在でもあります。
僕は初シテが小学校4年生。いま息子は1年生なのであと3年か。
橋本忠樹談
京都観世会館を追加した京都MAP
第2回目 合槌稲荷と鍛冶神社
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第2回目】合槌稲荷と鍛冶神社
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 合槌稲荷神社 粟田神社 公益財団法人祇園祭山鉾連合会
スペシャルサンクス:植治 次期十二代 小川 勝章
能写真:金の星渡辺写真場
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
ドラえもんの道具に「石ころ帽子」というのがあります。道端の石ころのように、気に留められなくなって姿が見えなくなるという。姿が消えたわけでなくて実際は見えているんだけど、目にとまらない。
実はそういうところが、まわりにはいっぱいあると思います。例えば江戸城の石垣。あちこちにそのまま再利用されていたりしますよね。でも当たり前にあるから誰も気に留めない。
いつのころからか。こういうお仕事のお家で育ったからか、歴史の物に惹かれます。そういうものを見つけるとワクワクします。いつからあるのか。この前をどれだけの人が通ったのか。その人一人一人にその日の生き方があって、明日に繋がってとか。妄想ですね(笑)。
日本中そういうところがいっぱいあると思います。何かの機会に、ゆっくり歩いてみてください。いつも見えない何かが見えるかもしれません。そして妄想を(笑)
さて映像の中に「特殊演出」という書き方をしていました。今回ですと「小鍛冶 黒頭」の黒頭が特殊演出。
映像内で同じ小鍛冶でも別の写真がありました。前シテは黒い(長い毛)頭の童子で後シテは赤い頭の狐さん。通常の小鍛冶はこの装束です。「黒頭」になると、前シテは喝食(かっしき)姿の童子で後シテは黒い毛の狐さん。
能の番組(プログラムやチラシ)に演目の横に小さな字で文字を書くことがあります。「小鍛冶黒頭」のように。これを「小書(こがき)」と言います。能の発展形とでも申しましょうか。後世に出来た演出方法です。「今日はこの演出で演能します」と告知です。装束や、型(動き)も常と違います。これを「替之型(かえのかた)」と言います。
前シテの童子の場合、常は扇を持ちますが、喝食姿になると稲穂を持ちます。稲荷明神が五穀豊穣の神であるからですね。
後シテは、赤い毛から黒い毛になります。毛の色の話を簡単にしますと、赤い毛は「若さ」でしょうか。黒い毛は「溢れ出る妖力」。他にも白い毛(白頭)の演出もあります。これは「超越した老狐」でしょうか。しかし決して、押しつけではありません。見て頂く皆様が、その姿から何を感じて頂くかだと思っています。
小書は、見ていてわかりやすかったり、動きも常よりも面白くなっていることが多いです。しかし面白いからといってそれに変えてしまうのではなくて、元の形をきちんと残す。能楽師は、元の形をきちんと演じ、それから小書に挑戦するのです。
動きも色々。これは簡単には書けません。写実的な演出になっている等色々ありますが、基本的に面白くなっていると思います。ですから子供の頃は単純に「面白いなあ」とか「格好いいなあ」と思って見ていました。
しかし大人になって小書で演じると、いやいや小書はそんな単純なものではない。小書とは先人が考えた最高傑作。最高傑作であり、持てる最高の技術技量を発揮しなければ成り立たない物。
そしてそれは舞う主役のシテ個人だけではなく、出演者全員が対象になっている。その技術が最高の一点で交わらないと完成しない。それが特殊演出である「小書」だと思います。技術技量を伴ってこそ演じることが出来る小書。「面白いならそれをいつもすれば良いではないか」では出来ないのです。
※前シテ・後シテとは:前場・後場と二場ある能の場合、前場のシテを「前シテ(まえして)」後場のシテを「後シテ(のちして)」と言います。シテとは主役の事。漢字で書くと「為手」や「仕手」と書きます。
シテに対する役として、ワキがあります。漢字で書くと「脇」ですが、決して今で言う脇役ではありません。古くは「ワキのシテ」とも言ったそうで、物語をすすめるにとても重要な役を演じます。
橋本忠樹
粟田神社
公益財団法人祇園祭山鉾連合会
【京都駅から合槌稲荷へ】
1 市バスの場合(京都駅からおよそ30~40分)
京都駅前バスのりば「A1」から、「5号系統」のバスに乗り、「神宮道」バス停で降車
(乗車時間約26分)。
平安神宮の大鳥居を背にして進み、大きな交差点(三条神宮道交差点)を左に曲がる。
すこし歩くと、左手に合槌稲荷の鳥居がみえる(徒歩5分)。
*昼間の時間帯は7~10分間隔で運行。
2 地下鉄の場合(京都駅からおよそ22分)
地下鉄烏丸線に乗り、「烏丸御池」で、地下鉄東西線に乗り換え、「東山」で下車。
「1番出口」を出て左手(東)に進むと合槌稲荷がある(徒歩5分)。
*概ね7~8分間隔で運行。
【合槌稲荷から粟田神社へ】
合槌稲荷の、三条通をはさんで向かい側に、粟田神社参道の入口、提灯のかかっている朱の門がみえる。
(御本殿まで徒歩5分)
協力 / 京都市交通局
合槌稲荷を追加した京都MAP
第3回目 観世会館周辺のお薦めのお食事処
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第3回目】観世会館周辺のお薦めのお食事処
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 喫茶 五常 お福 京料理 まつ茂 楽膳 柿沼
風景・料理写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
子供の頃からの味。母の味がまず第一ではありますが、京都観世会館で頂く食事もその一つです。
今回は、「五常」さん、「まつ茂」さん、「お福」さんをご紹介いたしました。他にもありましたが、なにせ子供の頃からとなると長年ですので廃業されたところもあり、たまーに思い出し「もう一度食べたいなあ」と思うものもあります。
観世会館内の「五常」さんのマスターと今回話をして、「何年されてますか?」と聞くと「あんた小学生やったやろ」って。マスターも70歳を越えられていて「あと何年頑張れるかな」と。そんな寂しいことを言わないで。物心ついた時からそこには「五常」さんがあったのでね。
私が子供の頃に頂いてたのは、実は写真のサンドウィッチではなくて「きつねうどん」です。京都のきつねうどんは「甘いお揚げさん」のきつねうどん。僕の中では五常さん=きつねうどんなのです。ちょっと大きくなってからは「カレー」。ほんのちょっぴり辛いカレー。本編でお話しましたが、最近は五常さんで頂くことがないのでほんとご無沙汰の二品です。飲み物は「ソーダ水」。観世会館へ行くと五常さんの「きつねうどん」「ソーダ水」これが楽しみでした。
「まつ茂」さんも変わらぬ味。大人になって「まつ茂さんのお弁当でお酒頂いたら美味しいだろうなあ」なんて考えたりして。ある時、お持ち帰りのお弁当を頂いたんです。今日はこれで一杯しましょうと、ウキウキ帰って頂いたのです。一口頂くと、やはり美味しい。。。しかし、いつも楽屋で頂く味だからでしょうか。頭が「仕事モード」になってしまい、お酒が飲めなくなってしまいました(笑)。脳って凄いですね。
お福さんは、いつも出前で頂いてたので初めてのお店デビュー。この企画がなかったら行かないままかもしれなかったです。いつも出前なので程よく?冷めたのを頂きますので、お店デビューという事は初めて出来立てを頂いたわけです。熱々!アツアツ!こんなにフーフーしながら食べるのも初めて。やっぱりお店で食べるのが一番です。また行こうと思います。
この三軒は私の子供の頃からの味。息子もこの三軒大好きです。ただ五常さんのカレーは「辛い!」ってなるかもしれないのでまだ勧めていません。もう少し大きくなってからですね。
もう一軒の「楽膳 柿沼」さんは大人になってからの味。お店の二階の和室をお稽古場としてお借りしており、お稽古後には旬の美味しいものと共にのどを潤わせて頂きます。旬のものを頂けるのは季節を感じとても嬉しく有難いです。もちろん息子も連れ家族でもいきます。息子は親の影響でしょうか、和食好き。季節の物を頂くことの素晴らしさに有難さ。これを知ってほしいなと思います。
橋本忠樹
〇喫茶 五常【京都観世会館内】
京都駅から
1 市バスの場合 (京都駅からおよそ30分~40分)
a. 京都駅バスのりば「D1」から100号系統 急行 に乗車し、「岡崎公園 美術館・平安神宮前」にて下車。
(乗車時間約26分)大鳥居と反対方向に徒歩約3分。
*100号系統は、平日の17時以降、土曜・休日の18時以降は運行していません
b. 「D2」乗り場から「206号系統」に乗り、「東山仁王門」で下車。(乗車時間約30分)徒歩約5分。
2 地下鉄の場合 (京都駅からおよそ20分)
地下鉄烏丸線に乗り、「烏丸御池」で地下鉄東西線に乗り換え、「東山」で下車。(乗車時間約14分)
「1番出口」を出て左手(東)に向き、岡崎疏水白川分水沿いに進む。徒歩約5分
市バス「D2」乗り場から「206号系統」に乗り、「東山仁王門」で下車。(乗車時間約30分)徒歩約5分。
〇お福
京都駅から
1 市バスの場合(京都駅からおよそ35分)
京都駅前バスのりば「A1」から「5号系統」に乗り、「神宮道」で降車。(乗車時間約30分)
進行方向と反対にすこし歩き、横断歩道を渡ったところにある。
*昼間の時間帯は7~10分間隔で運行。
2 地下鉄の場合 (京都駅からおよそ20分)
地下鉄烏丸線に乗り、「烏丸御池」で地下鉄東西線に乗り換え、「東山」で下車。(乗車時間約14分)
「1番出口」を出て左手(東)に進み、二つ目の信号の斜向かいにある。徒歩約3分。
〇京料理 まつ茂 075-231-1304 中京区押小路通柳馬場東入虎石町40(押小路通柳馬場東入る)
京都駅から
1 市バスの場合(京都駅からおよそ30分)
京都駅前バスのりば「A2」から4号,17号,205号系統に乗り「京都市役所前」で降車。
(乗車時間約20分)徒歩7分。
*昼間の時間帯は3~4分間隔で運行。
2 地下鉄の場合(京都駅からおよそ20分)
地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池駅で東西線に乗り換え京都市役所前駅で下車。(乗車時間約11分)
「11番出口」を出る。徒歩5分。
〇楽膳 柿沼 050-5590-0847 https://www.facebook.com/r.kakinuma/
京都駅から
1 市バスの場合(京都駅からおよそ35分)
京都駅前バスのりば「D2」から206号系統に乗車、「熊野神社前」停留所で降車。(乗車時間約30分)
進行方向から逆へ戻り、熊野神社前交差点を右折。徒歩3分
*昼間の時間帯は7~8分間隔で運行。
2 地下鉄の場合(京都駅から35分)
地下鉄烏丸線に乗車、丸太町駅で下車。(乗車時間約7分)
1番出入口を上がったところにある市バス「烏丸丸太町」バス停から202号系統に乗車し「熊野神社前」で降車。
(乗車時間約5分)
*市バス202号系統は12分~15分間隔で運行。
観世会館から
徒歩15分ぐらい。
バスなら、市バス「東山仁王門」バス亭から乗車、「熊野神社前」下車。乗車時間3分。
☆地下鉄は昼間の時間帯は7分から8分、夜間は10分ぐらいの間隔で運行。
協力 / 京都市交通局
五常さん、まつ茂さん、お福さん、柿沼さんを記載した京都MAP 特別Ver.
第4回目 愛宕山と太郎坊
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第4回目】愛宕山と太郎坊
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 愛宕神社
スペシャルサンクス:楽膳 柿沼
能写真:金の星渡辺写真場
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
私は嵯峨野生まれの嵯峨野育ちで愛宕山を毎日見ながら育ちました。
愛宕山からは「愛宕おろし」という、おろし風が吹いてきます。冬場は本当に寒いです。
またそのおろし風があたることによって山の桜などが吹き散らかされることから「嵐山」と呼ばれるようになったとも言います。それだけキツイ風が吹いてくるという事です。
愛宕山は登山でないと上ることが出来ません。
私の通ってました中学校では「愛宕山登山競争」というものがあり、毎年登山させられてました(していたのではなく、させられていたという感じ)。しかも登山口からではなく、3キロほど離れた清凉寺というお寺から。映像でご覧いただいた清滝トンネルは狭いトンネルなので、マラソンで大勢が走るわけにはいけません。別ルートです。トンネルがあるという事は山があるわけですね。そうです。愛宕山へ行くには一山こえるのです。
そちらの山の道を「試峠(こころみとうげ)」と言います。
愛宕山へ上る為にまず「試みる峠」というのが名前の由来だそうですが、一山超えてからの愛宕登山。
地獄でしたね。本編でお話ししましたが、戦前はカーブルカーが走っていて山頂にはレジャー施設があったとか。その廃線になったケーブルカーの路線沿いに走るので、「くそ。ケーブルカーが在ったらこんなことには。戦争め!」なんて思って走ってました。
今も山頂にはホテルやケーブルカーの駅舎が残っているそうです。右から左に文字を書いてる古い空き瓶とか落ちてたりするようです。高校の時、私は郷土研究部でその時の顧問の先生が「一度みんなでそこまで登ってみよう」と話がありましたが実現せぬまま卒業しました。行っておきたかったですね。
しかしレジャー施設が残っていたら、戦後もっともっと開発されていたことでしょう。無くなったことで開発されず元の姿に戻ったので、それはそれで良かったのかなと思います。
雲一つない愛宕山を見て「今日は良いお天気だ」と思い、薄っすら雪の積もっている姿を見て「本格的な冬の到来を感じる」。愛宕山麓の住民にとって愛宕山は体の一部分なのです。
総本宮 京都 愛宕神社
http://atagojinjya.jp/
祭事情報、四季の山頂の様子、登山情報はこちら
https://twitter.com/atagojinjya
総本宮 京都 愛宕神社
京都駅から電車かバスで嵐山まで移動→嵐山からバスで清滝(表参道 登山口)まで移動→清滝(表参道 登山口)から愛宕神社までは徒歩で登る。
※愛宕山は標高924m、山頂の気温は市街地より10度ほど低い。
京都駅から嵐山経由で清滝(表参道 登山口)まで
〇電車+バスの場合
①「嵐山(嵐電=京福電気鉄道)」経由の行き方
地下鉄烏丸線に乗り、「烏丸御池」にて地下鉄東西線に乗り換え、「太秦天神川」にて下車。
地上に出て、「京福電気鉄道 嵐電天神川」から乗車し、「嵐山(嵐電=京福電気鉄道)」にて下車。(乗車時間約45分)
※概ね地下鉄は7分から8分、嵐電は10分間隔にて運行。
駅前の「嵐山天龍寺前」バス亭から、京都バス62号,92号,94号系統に乗車、終点「清滝」にて降車。(乗車時間約16分)
※昼間時間帯は1時間に1本の運行。
②「嵯峨嵐山(JR)」経由の行き方
JR嵯峨野線に乗車、「嵯峨嵐山」にて下車(乗車時間約15分)
※概ね15分から20分間隔で運行。
嵐山(嵐電=京福電気鉄道)駅前の「嵐山天龍寺前」バス停(徒歩8分)、または「嵯峨小学校前」バス停(徒歩7分)まで移動し、
京都バス62号,92号,94号系統に乗車、終点「清滝」にて降車。(乗車時間約16分)
※昼間時間帯は1時間に1本の運行。
① ② 共に清滝バス停から清滝(表参道 登山口)に移動し、2時間から3時間ほど山を登ると総本宮 京都 愛宕神社に到着する。
〇バスの場合
(京都駅から嵐山まではまでは,観光シーズンを中心に交通渋滞が生じることもあり、一日乗車券を使いたいという方に向けてご案内します。)
①京都駅前バス乗り場「C6」から「市バス28号系統」に乗車、「嵐山公園」バス停で降車。
同じバス停から京都バス62号,92号,94号系統に乗り換え、「清滝」にて降車。
②京都駅前バス乗り場「C6」から京都バス73号,76号,83号,86号系統に乗車、「阪急嵐山駅前」バス停で降車し,
京都バス62号,92号,94号系統に乗り換え、「清滝」にて降車。
※「嵐山公園」で降車いただいてもお乗り換えできますが、停留所箇所が異なるため、次の阪急嵐山駅前バス停まで御乗車いただく方が分かりやすいです。
※市バスにも「阪急嵐山駅前」停留所はありますが、京都バスの清滝行きのバスは停車しませんのでご留意ください。
※市バスの「嵐山公園駅」までの乗車時間は43分(ダイヤ上)
京都バスの「阪急嵐山駅前」までの乗車時間は約45分から50分(通常運行の場合 )
京都バスの嵐山公園→清滝は約16分。
京都バスの阪急嵐山駅前→清滝は約18分。
協力 / 京都市交通局
愛宕神社を追加した京都MAP
第5回目 清凉寺と能 百万
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第5回目】清凉寺と能 百万
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 清凉寺(嵯峨釈迦堂)
能映像:立命館大学アートリサーチセンター
能写真:金の星渡辺写真場、田村克也
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
清凉寺は子供の頃から何度も足を運びました。初めて行ったのは小学校の時、お松明式に行った時です。お松明式は毎年3月15日に行われ、高さ7メートルの松明を3本焼くのです。その壮大さに圧倒されます。お松明式はお釈迦様が荼毘に付される様子を再現した行事だそうです。また、その火勢の強弱により、その年の農作物の豊凶を占うそうです。同じ日に涅槃会(ねはんえ)と嵯峨大念仏狂言も行われます。
前回の愛宕山編で書きましたが、中学3年間この清凉寺から愛宕山登山競争をしてました。
いろいろ思い出のあるお寺です。中村吉右衛門さんの「鬼平犯科帳」のエンディングで縁日の場面がありますが、この清凉寺の境内です。テレビでは屋台がいっぱい出ていて賑やかな境内ですが、実際は静かで穏やかな空気が流れる境内です。
本編でお話ししましたが、このお寺の釈迦如来は「生きている釈迦如来」と言われています。生きていた時のお姿を写したわけですが、もう一つ理由がありまして仏像の体内に絹で作った五臓六腑が入っていたのです。昭和28年に発見されたそうです。お寺ではその複製を展示されているのでどんなものかを見ることができます。ほんと内蔵の形をしています。むかーし昔の方が作られたのですから凄いですよね。
またこの釈迦如来像は日本でもその後さらに模刻され、いくつか現存しています。三重県松阪市にある伊馥寺(いふくじ)にございまして秘仏とされています。法然上人800年遠忌の際に本堂の仏像の前にて清凉寺ゆかりの曲である「百万」を父が。私は「融」の仕舞を奉納させて頂きました。
遠い三重県でゆかりの曲を釈迦如来の前で舞わせて頂き、心がピンとなりました。有難い経験でした。
清凉寺のすぐ隣には、嵯峨豆腐として全国的に有名な「森嘉」さんがあります。湯豆腐屋さんも何件かありますので、お越しの際には昼食や夕食にお楽しみ頂きたく思います。
清凉寺Webサイト
http://seiryoji.or.jp/
京都駅から清凉寺まで
〇電車の場合
JR嵯峨野線に乗車、「嵯峨嵐山」にて下車(乗車時間約15分) 北西に約500m(徒歩10分程度)
※概ね15分から20分間隔で運行。
〇バスの場合
(京都駅から嵐山までは観光シーズンを中心に交通渋滞が生じることもあり、一日乗車券を使いたい方に向けてご案内します)
C6のりばから28号系統(大覚寺ゆき)に御乗車のうえ、「嵯峨釈迦堂前」停留所で降車。
バス:京都駅前⇔嵯峨釈迦堂前 約48分。
協力 / 京都市交通局
清凉寺を追加した京都MAP
第6回目 嵐山
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【第6回目】嵐山
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 野宮神社 法輪寺
能写真:金の星渡辺写真場、田村克也
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
人が美しいと思う景色は目線から上下左右の角度30度なんですって。嵐山はその30度内に、山・橋・川が入っているから美しいのだと「ブラタモリの嵐山編」でやってました。もちろん空も入っていますし、なるほどです。
嵯峨野生まれの嵯峨野育ちの私にとって幼少の頃から嵐山はちょっと散歩でお出かけするところ。それは今でも変わりません。時間が出来るとフラっと景色を見に行きます。高校の卒業アルバムのクラス写真は渡月橋を背景に撮りました。ほんとに切れない関係です。
動画内で野宮あたりの竹林を「嵯峨野の代表的な景色」とお話ししましたが、本当のところを言いますと、私は嵯峨野とは思っていません。嵐山か嵯峨ですね。嵯峨野はもっと市内よりの住宅地の認識です。
理由としてはまずそのあたりの地名が嵯峨野。あとここで生まれ育ったので、どうしても小学校区で考えてしまうかとも思います。このあたりの小学校は観光地の名前がそのまま小学校名なっています。「嵐山」「嵯峨」「嵯峨野」「太秦」「広沢」などなど。子供の頃からその小学校を中心に考えるので、どうしても嵐山周辺を「嵯峨野」と呼べない自分がおります。
嵐電(京福電車)に「有栖川」という駅がありますが、昔は「嵯峨野」という駅名でした。嵯峨野という町名のど真ん中にある駅なのです。ところがいわゆるテレビ的な「嵯峨野」を思う観光客が多く降りられ(実際は住宅地)戸惑われたそうです。そして駅名変更へ。そんな小話もございます。
さて本編でお話しできなかった「小督」についてです。平家物語に出てくる小督局は高倉天皇の寵愛を受けた女性でした。高倉天皇の后は、時の権力者 平清盛の娘・徳子でありました。
いろんなことを考えたのでしょう。小督は姿を消してしまいます。突然いなくなったことで動揺した高倉天皇は政務にも身が入らない。いろいろ探した結果、嵯峨野の方に居るらしいという情報を得て、源仲国に小督を探し出して高倉天皇からの手紙を渡してきなさいと命をだします。
小督は、嵯峨野で片折戸の戸の家に居るらしいからそれを頼りに見つける様にと命を受けた仲国は、さらに「小督はお箏の名手であり、自分は小督のお箏の音色をしっている。さらに「今日は十五夜だからお箏を弾くに違いない」と「片折戸」「お箏の音色」を頼りに嵯峨野へ行きます。嵯峨野へ着き小督を探す仲国ですがなかなかお箏の音は聞こえない。法輪寺へ詣ると何処からかお箏の音色が聞こえてくる。その音色を頼りに近づくとまさしく知っている小督の箏の調べであった。
嵐山に残る小督の旧跡は、まず法輪寺ですね。その法輪寺は少し山を登ったところにあります。その山のふも
とに「こまとめ橋」という橋があり仲国が駒(馬)を留めたというところ。法輪寺から渡月橋を渡ったところにあるのが「琴聴橋」。仲国がお箏の音色を聞いたところとか。そこを西へ行ったところに、小さな塔があります。ここが「小督塚」。小督の草庵があったとされる場所です。小督塚の奥にある山が小倉山。小倉百人一首の小倉です。小倉山の南麓に亀山があり亀山公園があります。公園内に「角倉了以像」があります。京都では高瀬川を開削した人として有名ですが大堰川も角倉了以が開削しました。余談ですがもう一人、田辺朔郎という人も紹介しておきます。この人は琵琶湖疎水を作った人です。京都の小学校では角倉了以と田辺朔郎の二人は京都の水運の父として学校で習います。
さて嵐山周辺はどの方角を見ても美しい。嵐山は観光客に人気ですから、ゆっくり立ち止まって景色を眺めることがなかなかできません。早朝の散歩がおススメです。
京都駅から嵐山まで
〇電車の場合
JR嵯峨野線に乗車、「嵯峨嵐山」にて下車(乗車時間約15分)
※概ね15分から20分間隔で運行。
〇バスの場合
(京都駅から嵐山までは、観光シーズンを中心に交通渋滞が生じることもあり、一日乗車券を使いたい方に向けてご案内します。)
京都駅前バス乗り場「C6」から「市バス28号系統」に乗車、「嵐山公園」バス停で降車。
協力 / 京都市交通局
嵐山を追加した京都MAP
特別編 親子で舞う「船弁慶」
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【特別編】親子で舞う「船弁慶」
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 観世会館
能写真:金の星渡辺写真場 ウシマド写真工房
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
実際自分がいつお稽古を始めたのかは全く覚えてません。3歳が初舞台ですからおそらく2歳半くらいでしょうか。親の立場になって、息子の稽古をする前に父に「いつくらい、どうやって稽古を始めたか」と尋ねてみました。答えは「覚えてない」。まあそうでしょう。40年以上前だし、父も忙しく色んなことに必死だったと思いますので、仕方ないかなと。
息子も息子で、2歳くらいの時に、扇を勝手に持ってきて机の上で「オートン」「オートン」って何かを舞ってました。でも母親の前だけで、僕の前ではやりませんでした。恥ずかしかったのでしょうか?
ある時には扇を持って「ぶーぶーぶーぶー。ちゅいちちんの。みちょらの」って謡って舞ってました。何を謡っているのかと思うと、私の仕舞のDVDを何度も見て「賀茂」の「風雨。随時の御空の(ふうう。ずいじんのみそらの)」を謡っていたようです。親としては嬉しいですよね。
本人は全く覚えてないようですが、昔と違って今はスマートフォンで簡単に動画を撮れるので証拠は残っています。初めて扇を渡してお稽古を始める時に、とても嬉しそうな顔をしました。動画に抑えとけばと後悔しています。
私は初舞台以降子方を勤め、最後は中学一年生の春の「昭君」の能で子方を卒業しました。
4年生くらいから突然(父の)お稽古が厳しくなりました。豹変に驚きましたがある時「お客さんは、お金を払って舞台を見に来ているんだ」と言われたことを覚えています。可愛いだけでは許されない。子方も舞台を作る一役である。子方によって舞台が台無しになる事もある。見所(客席)へ連れていかれて、お客様からどう舞台が見えているかを見せられた事もありました。それらの事は息子にも話しています。
稽古でちょっと厳しくしすぎたかなと思う時もありますが、息子も全力でぶつかってきてくれるのでこちらもつい熱く。。。出来なかったことを一人でコソコソ稽古しているのを見かける時もあります。
今回の動画配信にあたって、お稽古をしていて何か思うことがあるか聞いてみました。
すると「怒られて、出来ないのが悔しい」でした。楽しいことは?って聞いてもみましたが、しばらく考えて「楽しいこと?難しいことばっかりだから、わからない」でした。初めて言葉で聞きましたが、いろいろ思ってお稽古しているんだなと。
子方の経験は、将来能楽師になった時の大きな財産となります。子方の期間はとても短いですが、多くの経験を積ませてやりたい、積んでもらいたいと思っています。
京都観世会館を追加した京都MAP
報告編 親子で舞う「船弁慶」
能楽師 橋本忠樹の京あるき 【報告編】親子で舞う「船弁慶」
出演:能楽師観世流シテ方 橋本忠樹
アートワーク:岩田とも子
映像編集:徳永圭祐
オープニング謡:橋本忠樹
エンディング音楽:京都を旅して/クラウンジ
協力:京都市 山ばな平八茶屋
能映像:エイキョービデオ
能写真:金の星渡辺写真場 ウシマド写真工房
風景写真:橋本忠樹
企画:チカソシキ
プロジェクトメンバー:圓城めぐ美 SH Park 鈴木雅彦 根元緑子
主催:街内(なか)アート研究会+チカソシキ
親子で同じ舞台を勤めるのは自分の事以上に息子が心配なので神経すり減ります。
しかし一番近くで親を見ることができ、一番近くで息子に見せる事の出来るとても大切な空間です。息子の目線は、見所(客席)の目線よりもっと怖い目線でもあります。父親は厳しい存在でありながら、一番頼れる存在であり、一番尊敬する存在でもあります。ただそうあるにはもちろんこちらも努力が必要となります。色々経験を積んできた息子はだんだん怖い存在になってきました。もっと頑張らないといけないなと思います。でも経験を積んできただけあって、今まで10言わないと理解できなかった事が8でわかるようになり、それが6になりと。そうすると稽古が楽になるかと言うとそうではなくて、今まで求めなかった事を求め、もっと色んな事を教えようとなり結局10に戻ります。
でもそれが楽しいので良い時間ではあります。息子も小学生になりだんだんと学校も忙しくなり、私の時間と合わなくなったり、それぞれの気分が合わなかったりと難しい事も増えてきました。これは私も経験したこと。「放課後遊んで帰りたいな。でもお稽古するから学校終わったらすぐ帰って来いと言われたな。うーん5分だけ遊んで帰ろう」と運動場に行こうと思ったら母親が立ってたと。もう親は息子の事なんて御見通しなんですね。強制送還でした(笑)。父は忙しく僕と時間がほとんど合わなかったので、父も必死だったのだと思います。色々ありましたが、現在能楽師になっているのですべて良い思い出です。
今まで前だけ向いていれば良かった(自分の事だけ)のですが、後ろも気にして(息子の事)いかなければいけない。だから辛いのではなく、色んな事に視野も広がるのかな、なんてポジティブに考えて、親子で次の舞台に向かっています。
山ばな平八茶屋
以下ウエブサイトより抜粋
https://www.heihachi.co.jp/
〒606-8005 京都府京都市左京区山端川岸町8-1
駐車場:有 (バス3台、自動車10台)
アクセス
・四条河原町より京都バス(八瀬大原行17,18、岩倉実相院行21、岩倉村松行41)約20分 「平八前」下車すぐ
・京都市営地下鉄(烏丸線) 「北山駅 (2番出口)」~ タクシー 5分
・叡山電鉄 「修学院駅」~ 徒歩 5分
・JR京都駅~タクシー30分
・名神(京都南IC、京都東IC)~車45分
※所要時間は目安です。待ち時間・車の渋滞によって異なります。
※タクシーでお越しの際は「川端通り北山上る200m」とお伝え下さい。
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撮影は4月中旬、床の間のお軸は「花気香風来(かきこうふうきたる)」、大覚寺のお坊様がお書きになったそうです。
お花は「アイリス」でした。